LA GALERIE DES NAKAMURA

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Tomoko Yamaguchi "kikyo"

山口智子 "ききょう"

2008年6月13日(金)ー7月6日(日)12:00-19:00 / 木曜日休み
オープニングパーティー&アーティストトーク:6月15日(日)

山口智子の絵画は、少女性と不抜さを含むモチーフで
現実と非現実の境の特異な世界を印象的に描いています。
自分を全てさらけ出せないことの象徴である白いパンツ姿の女の子、
どこかよそよそしい表情やしぐさ、一風変わったシチュエーションなど、
虹色の朗らかな色彩に小さな毒気を落としたような不思議な気分は
観る者を惑わす可笑しみと強いインパクトを画面に残します。

日々のささやかな出来事の中に、感じていても言葉で表せないものを
制作の出発点にしている彼女のみずみずしい感覚は、
平凡な毎日のやりとりが実は劇的であることを思い出させてくれます。
例えば本展のタイトル「ききょう」(帰郷)という言葉を組み替えて
「きょうき」(狂気)という全く異なる言葉を発見することも
彼女には大切なドラマなのです。

「ききょう」は、あらためて家族のことをよく考えるようになった作家の
現在の心情をきっかけに選ばれたテーマであり
先に進む為に少し立ち止まるような、広く大きな見通しの視線をもって
自らの活動を振り返ることも重ねています。