LA GALERIE DES NAKAMURA

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Tomoko Yamaguchi

山口智子 "私の心はついてゆく"

2003年6月11日(金)ー6月29日(土)

山口は”裸に白いパンツの女の子”というモチーフを多く描いています。
絵画の中の彼女たちは、その挑発的な姿のまま、
こちらを見つめたり、猫と戯れたり、
ベッドの上で友達とアイスクリームを食べたり。
日常生活の虚構、ひそかにうかがい見たような恥ずかしさ、
自己解放への憧れを感じずにはいられません。

山口は”服を着ている”彼女たちをキャンバス上で脱がせながら描く方法を選択しています。
よって、生々しい裸体の描写は省略され、かわいらしく画一化されているのが印象的です。

「もっと自分をさらけだせますように」
その描き方は願いを込めるかのようであり。

その中で、絶対に脱がされることのない”白いパンツ”の存在は、
抵抗をも意味する守り神の象徴として、
永くは続かないからこそ愛おしい”守られた自由”をイメージしています。

頑なに縛られた糸をほぐすような、
渇いた土に水がしみこんでいくような、
化粧を落として生まれたままの姿に戻ったような

情緒を解放させる明るい気分が山口の世界からあふれ出します。