LA GALERIE DES NAKAMURA

  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb
  • thumb

Audrey Fondecave "Le nid de l'histoire"

オードリー・フォンドゥカヴ "話の巣"

2007年11月30日(金)ー12月16日(日)12:00-19:00 / 木曜日休み
reading event 内田也哉子による『わたしのロバと王女』朗読会:12月2日(土)

この展覧会は、2007年1月に行われたオードリー・フォンドゥカヴの個展
"Dans la peau d'Âne ロバと王女"を書籍化した
絵本画集『わたしのロバと王女』の発表を記念して行われるものです。

前展では、小動物や妖精のポエティックな水彩画を中心に王女の隠れ小屋の
インスタレーションを展開し、ギャラリースペースの床をハンカチの海へと変容させ
壁面にはテキストやドローイングも伸び伸びと描きました。
展示空間には日常世界の様々な側面や複雑な摩擦を柔らかな気持ちで
アプローチし、くすんだ感覚を飛躍的に再生させていく深呼吸の時間が流れ、
多くの鑑賞者の共感を呼びました。

その後、前展示のために創作した現代のおとぎ話に
オードリーが新たなイメージを重ねて新作を描き、
さらに、彼女と親交の深い内田也哉子が、力強く優しい日本語で
その物語を表現し、二人の交感が瑞々しい書籍が誕生しました。

本展では、物語の中の出航のエピソードに焦点をあてて、
繊細かつダイナミックな筆致が鮮やかな原画を交えたインスタレーションで
スペースを洋々と晴れやかに彩ります。
展覧会からうまれた絵本の物語が再び三次元の空気に包まれ
"ロバと王女"という世界が幾重にも胸に迫ることでしょう。


「Dans la peau d'Âne わたしのロバと王女」ものがたり

あるところに豊かで平和な国がありました。
しかしある日突然、王妃が「自分より美しい女性でなければ再婚しないでほしい」
という遺言を残して他界してしまいます。
美しい王妃にかなう女性は中々現れませんでしたが、
ある日王様は見たこともない美しい女性を見つけます。
それは王妃と瓜二つだったため、王妃を思い出す哀しみから逃れるため
城から遠ざけた、自分の娘(王女)でした。
王女は自分の父親からの求婚を断るため、無理難題を王様に与えます。
しかし、王様はどんな難題もかなえてしまうのでした。
そこで王女は王様の大切にしていた黄金の糞をするロバの皮が欲しいとねだりますが、
王様は自らロバを手にかけ、王女に差し出しました。
追いつめられた王女は、ロバの皮をかぶって城から逃げ出しますが…….